悲しみの理由を忘れた少女

〜side西条〜

目の前にいる城咲は正直すごく可愛かった。

「西条くん、二人で宣伝して来てって由梨が。」

まだメイド服が慣れないのか少し恥ずかしそうにしている城咲。

「そっか、じゃあ行くか。」

俺は城咲の手を引いて教室を出た。