そんな私を救ってくれたのが、育ての母ことマミーだった。

父親の大学の先輩と後輩。
私が10歳の時に後輩である父親の勧めで、徒歩5分のところに夫婦と男兄弟2人で家を購入。
ちなみに次男さんは半身不随のドリフ大好きお兄ちゃん。
父親が元気だった時は集まってワイワイご飯を食べたり、父親が倒れた時も1番に連絡して夫婦で助けに来てくれた。

私が10歳の時から弟が地域野球チームに体験で入るようになってから、母親の弟への執着がすごかった。
普段は冷凍食品か惣菜にお米が夕食なのに、早起きして弟の野球を見るようになった。
私には何か適当な食べ物があった気がする。

それで寂しくなって、昼間にマミーの家によく行った。
そこで生まれて初めて手作りのケチャップで名前を書いてくれた、オムライスを食べた。
マミーはオムライスも食べたことないの?ってびっくりしてた。
そこで色んな話をしたり、聞いたりした。

料理は愛だよ。

これは名言だと思う。