次の日の朝。

約束の時間まではまだ、ある。




早過ぎるのはわかっていたが、
家を出て待ち合わせ場所へと向かった。



俺の頭の中は、どうやって
切り出そうか・・・・


そのことでいっぱいだった。



いくら考えても、良い考えなんて
浮かぶわけもなく・・・




時間だけが過ぎて、とうとう
高橋が現れた。



もぅ約束の時間になっていた。