珍しく俺よりも後から教室に
入ってきた佐々木。



頭が爆発状態なのに、高橋に
触られたことで、幸せだった。


相変わらずの単細胞。



「おい、どうなってるんだ?」


「は?何が?」


「お前と高橋だよ・・・
 うまくいってるのか?」


「ん?」


廊下で別れた俺達を後ろで見てたようで
そんな質問をしてきたようだった。



「俺さぁ・・・見ちゃったんだ」


あ~さっきの髪の毛触られてるとこかな?