今日の朝、ものすごい気合を入れていた
俺だけど、まだ高橋とは
しゃべれてもいない。


誘うどころか会話すら出来ない状態。



花火を取るフリをして高橋の近くへ。



「楽しい?」


「ええ。とっても」


「そりゃ、よかった」


「私、こんな風に騒いだことなかったの」


「高橋は中学のときはどんな子だったの?」


「・・・う~ん。このままかしら」


「ふ~ん。冷めた子だったわけね」


「冷めてるかしら?自分ではわからないわ」