「ぎゃははは
 佐和、みんな黙っちゃったよ~」


「ふん」


「ブッ・・・
 また、ふんとか言ってるし」


「ほっといてよ。どうせ性格悪いわよ」


いじける高橋もやっぱりかわいかった。


「大丈夫よぉ。佐和のことは
 私が1番わかるんだからぁ~
 あんたはかわいいよぉ」


自分で振っておきながら、白鳥さんは
高橋の頭をナデナデしていた。


おいおい・・・



「じゃぁ、そろそろ行こうか」


そう言って白鳥さんと高橋はサロンルームを
あとにした。