2人が来るということで、さっき山下が
自腹で買ってきたお菓子をみんなで
つまみながら、このサロンの説明を
聞かせた。



高橋は元々、なにかに興味を
示すタイプではないから
ほとんど上の空状態で聞いていた。



一方、白鳥さんはなんにでも興味を
示すタイプで、かなりこの男子茶道サロンに
喰いついていた。



相槌を打ってたと思えば、
驚いてみたり、笑ったり・・・
コロコロと表情が変わって話す側としては
これほど、反応してもらえると
うれしい限りだ。


吉田の話なんかは、もぅ拍手しまくりで
聞いていた。


「私も恋愛したいなぁ~~」