夕闇の時計店

昼と夜の境目、眩い光に包まれて目を閉じる。

足を踏み出した先は、夜一の立派な庭園が見える縁側。

「着いたねえ」

「……私、緋瀬さんのところへ行って来ます!氷宙さん、ありがとうございましたっ」

「うん!夜一によろしく〜」