無気力なキミの独占欲が甘々すぎる。




「冬花は今日でいくつになったの?」

「……16だよ」


「へー、俺と同い年。結婚できるね。俺は無理だけど」



再び、ブランコをゆらゆら揺らしながら、わたしとは目線を外して夜空を見上げる夏向。


正直、夏向の顔立ちは大人びていたから、わたしより年上かと思った。



そして、少し話していくと、なんと同じ学校だということが判明した。



そういえば、どこかで見たことある顔だと思っていたら、思い出した。


モテると噂されていて、女子たちが騒ぐ注目の的の人。


クラスも違うし、人に全く興味や関心がないわたしは、噂を耳にはさむくらい。


だけど、なんとなく顔を知っていたのか、見たことあるくらいの認識だった。