「いつも行ってたブランドとかねぇの?」

俺がそう尋ねると咲良は困った表情をした。

「美味しそう…」
そう言う咲良の視線の先にはクレープ屋さん。

いやいや、服の話してたんだけど。
クレープでも着るつもりかっ!!

…まぁそれも悪くわない。
って何考えてんだ俺。

そして俺たちは咲良が迷っていた2つを頼んで半分ずつ食べた。

クレープ食べるのは初めてだった。
悪くはないけど甘いな。。

「一緒に食べると美味しいね!」
咲良がものすごい嬉しそうな顔でそう言ってきた。
可愛すぎかて。

あまりの可愛さに顔が熱くなり、俺は目をそらし
「はやく食って服選びに行くぞ。」
そう伝えた。

にしても、、
咲良にはお洒落したいとかそーゆーのないのか。
高校生なんて1番の年頃じゃねぇのか?

まーこだわりないんだとすればいつものとこでいいか。