起きたらそこは見慣れない天井だった。
外はもう暗い。


「病院??」
あ、いや、違う。
海斗のお家に引っ越してきたんだった。。

起きあがってみると紙切れがあった。

"起きたら電話してくれ"
そう書かれた手紙には海斗の電話番号であろう数字が書いてあった。

そっか、電話番号とかなにも交換してなかったんだもんね(笑)
とりあえず連絡してみる。


「もしもし!」

「咲良!?良かった…すぐ行くから待ってろ!」

海斗はワンコールもならないうちにでて、
電話を切ったあとすぐに私の部屋まで駆けつけてくれた。