咲良が手料理を作ってくれた。

どこか懐かしい、あたたかい味がした。
そんなあたたかさに俺は涙が出そうだった。


でも咲良の顔色が良くない。
きっと無理して作ってくれたんだろう。

俺は咲良に部屋で休むよう伝えて再びパソコンを開いた。
咲良が部屋に戻ってからすぐ

バタンッ

「ん?」
咲良の部屋から物音が聞こえ、嫌な予感がした俺は急いで咲良の部屋に向かった。

ノックをしても返事がない。
「咲良入るぞ。」