ご飯を食べた後、念のためもう少し休んでろと海斗は言った。

部屋に戻った瞬間目の前がグラグラした。

あぁもう少しでベッドだったのに…
ベッドまで歩ける気がしないや。

私はその場にしゃがみ込んだ。

急に襲ってくる寒気。
どーしよう。
海斗呼ばなきゃ。
でも動けない。

「かい……」
声もかすれてうまく出せない。
助けて。海斗。

そこでプツンと意識が途切れた。