一応確認のために咲良の額に手を当ててみる。

「ダメ!!汗かいてるからっ」
咲良は焦って避けた。
「気にしねーのに。あ、そーいやお腹は?なんか食うか?」

「お風呂…入りたい。」
恥ずかしそうにそう言った。

そりゃそーか。
咲良はかなり汗かいてたからお茶を飲ませ、急いでお風呂を沸かし、咲良がお風呂に入った。

お風呂に入っている間に少しさっきの続きをする。

「意外っ海斗ってパソコンする時はメガネなんだね!」
そう言って咲良がお風呂から上がったようだった。
「あぁ。」
そう言って咲良の方に目を向けると

髪は濡れてるし
着替えは厚手のロンTに長ズボン。

「咲良…服買いに行くか??」

「あー。おじいちゃんに全部処分されちゃって〜」
あははと笑う咲良。
全くこの子は我慢ばっかしやがって。