腹黒王子のいいなり。




ーーー2時間くらい猫カフェに滞在したのち、ふたりで近くの店に入り、そこでご飯を食べ、時計を見れば2時くらいになっていた。


「この後どうするか?」

店を出るなり雅は私のほうを見て、そう聞いてきた。


「……雅の家に行きたい」
「……は?」


実は私、猫カフェでの雅の言葉が気になっていて、今もずっとモヤモヤしていたのだ。

もちろんそれは“ミイ”のことで。
なんとしてでも確かめたかった。


だから雅の家に行きたいと言ったのだ。


「お前……いや、なんでもない」
「ダメ?」

「別にいいけど。俺も都合がいいし」
「本当に?よかった……」


これでダメだと言われたら、モヤモヤが残ってしまうところだった。


なんとしてでもすっきりさせたくて、私たちは雅の家へと向かった。