腹黒王子のいいなり。



そんな私の反応を見て、菅原は小さく笑う。

「お前って、本当おもしろいよな」


そう言ってまた、唇を重ね合わされる。
一度じゃなくて何度も。


さっきと同じことをされているというのに、私は素直に目を閉じ、すべてを任せた。


だけどやっぱりキスを繰り返すうちに、息が苦しくなっていって。

それに気づいた菅原が、キスを止めてくれた。


「眠たかったらなんでもありなんだ?」

息が乱れながらも、またぎゅっと菅原に抱きつく。


「……寝る」
「まだそれ言うか」


そんなこと言われても……。

「菅原のせいだ」
「は?」

「菅原が優しくするから悪い」
「……はぁ」


菅原のせいにしたからだろう、彼が呆れたようにため息をついた。