腹黒王子のいいなり。



「……ふっ」


真剣に考え込んでいると、突然菅原が笑い出した。


「菅原?」
「……お前の頭の中、猫ばっかなんだな」

「うん……?」
「なんでもない。今度猫カフェでも行くか?」
「えっ、行きたい!いいの!?」


話を変えられたけれど、それ以上に猫カフェという言葉に惹かれた私。

ミイと出会ってから、さらに猫が好きになった私は、一度猫カフェに行ってみたかったのだ。


「ああ、いいけど」
「じゃ、じゃあ今週の土曜日は空いてる!?」


社交辞令で終わらせないため、すぐに予定を聞く。


「は?いきなりだな」
「だって行きたいから!」


菅原は私の勢いに驚いていたけれど、それよりも猫カフェに私は行きたいのだ。



「別に空いてるけど」
「じゃあ決まりで!猫カフェは近くがいい?」


ひとりで猫カフェに入るのは勇気がいるけれど、ふたりなら大丈夫だ。