『ただいま↑↑
好華?お客さん?』


下からお母さんの声。



『あっ!ごめん。奏多がびしょ濡れだったから入れたの↑↑』

あたしが言うと


『あら、そう。奏多くん風邪ひかなきゃ良いけど。
そうだ!好華ちょっといらっしゃい!』


お母さんが呼んできた。