皆は一斉に
7階へと走っていった。


『やっぱりな!皆自分ばかりだ!結局誰1人として残らねぇ-かもな(笑)いや…ただ1人残るかもしれない奴はいるけど。』

彼は耳元で言った。


『誰が残るの?もうここには誰もいないじゃない。』

あたしが言うと


『野本純一だよ…。知ってるだろ?』


と彼は言った。



『野本…純一?ってもしかして…』