2人で手を繋いであっくんの家に向かって歩いた



「ただいま。」


「お邪魔しま〜す!」



白いきれいなあっくんの家の中に入ると
女の人がでてきた



「あら、帰ってくるなんて珍しいと思ったらお客さん!

女の子なんて初めてじゃないの!ゆっくりしていってね。」



初めてという言葉に緩む頬を隠しながら挨拶をした



「はじめまして、月詠桜妃です。」


「桜妃ちゃんね!可愛いわ〜!

あっそうそう、私は魁朱(かいあ)の母の恵麻よ。」



お母さんだったんだ


家族だとは思ってたけど