卒業式の祈り

その背中に手を回して強く強く、抱きついた。

三井くんの心臓がトクントクンと、規則的な音色を刻むのを確認して安心した。

ああ、彼は生きている。

私達2人はこれからも、一緒に生きていく。

涙が止まらない私を、彼はヨシヨシってずっと頭を撫でてくれていた。