私の専属ボディーガード

「てゆうか!新入生代表のあの人!超絶イケメンすぎてびびったんだけど」
「何あれ芸能人?モデル?アイドル?」


教室の前の方にいる女の子たちが、私も今まさに考えている人のことで盛り上がっているのが耳に入り、


自然とそちらに視線を移した。


「普通に一般人らしい!確か名前は・・・

・・・本郷樹!」


たった今わかった事実。
あれはどうやら、正真正銘、本物の樹くんらしい。


「しかもしかも!本郷樹、うちらと同じクラス、1年6組!」


さらにわかった事実。
樹くん、どうやら同じクラスらしい。


も、もしかして・・・。


と、ちょうどその時、


「おまたせ〜。HRはじめまーす」


書類やら何やら大荷物を抱えた先生と、


今かっこいいと噂されていた張本人、樹くんが入ってきた。


樹くんはそのまま歩いてきたかと思うと、私の左隣の席に腰を下ろす。


どうやら、私の感は的中していたようだ。


一つだけ空席だった私の左隣の席、


まさかのまさかで、


大好きな樹くんの席でした。