ただ、君を守りたいだけ。


「きゃああああああああああ!!!!!」

何を考えているかわからない如月に 困惑していると、外から悲鳴が聞こえた。

その後に、聞き覚えのある野太い声が響いた

「桜庭アアアアア!!!!」

「!?岡田か!?ごめん如月、退け!!!」

如月を押し返して外に出て、横を向くと少し先に岡田とその取り巻きどもがいた。

こいつはよく私に突っかかってくるなかなかにしつけぇ野郎だ。

「よお桜庭ぁ。お前がうざってぇもんでなぁ、ついお前の学校まで乗り込んじまったよ」

なんて挑発的に笑う。
周りには既に大きな人だかりがあった。後ろをちらっとむくと如月も驚いたようにしてみていた

「なんでここが分かった?」

「おめぇのことなんだからわかるに決まってんだろ?逃げれると思うなよ?」

「逃げようなんて思ってねぇわ。めんどくせぇここでやるんか?」

「当然だろ?お前をぶっ壊してやる オラッ!!」

なんて言ってかかってきた岡田達。

全員を避けながら攻撃していく。

周りの声が聞こえるが耳に入ってこない。

「グハッ…!!くそ……ッ」

「おぉおぉ?こんなんも避けれねえのー?」

「うるせー、こんなの痛くもねぇ…よっ!!!」

「うぁっ!?」

取り巻きを気絶させ 岡田の不意をつく
見事みぞおちにあたり、うずくまる岡田

「おめェも人の事言えねーよ。
ッッ!?!?!?」

背中にすごい衝撃が襲う。
振り向くと鉄棒を持った1人の取り巻きだった。

もう一度降り掛かってきたそれを奪い取ってそいつを撲る。

「ッ!?危ねぇなぁ!!!!」

岡田がトドメを誘うとしたのか降り掛かってきた拳を握り横腹を蹴りあげた

こいつの弱点は知ってる。

見事降参した岡田は取り巻きを引き連れて去っていった

「はぁ…はぁ……うわ、なんだおめーら」

私が周りの人だかりを見渡すと1人を抜いてビクッと肩を揺らした。

如月はなにか思い詰めたような顔だった。

「桜庭!!!!どうなってるんだこれは!!!」

「とんでもねえ野郎が乗り込んできたので生徒に被害が及ばないために駆除したまでです」

「全くお前と言うやつは!!!!!
何かあったらどうするのかね!?」

先生、かなり怒ってんね。
でもあたし悪くなくない?

「今回は見逃してやる、以後気をつけるように!!!分かったか?」

「はい、さーせんした」

先生は顔を真っ赤にして去っていき、ギャラリーもいなくなっていった

「なんでまだおめえがいんだよ、如月」