大人になって、結婚、出産も経験した今でもたまに考える。 もし、わたしがあの時ナツキの気持ちを分かって寄り添っていたら。 ナツキはあんなふうにトラックに跳ねられることもなかったのだろうか。 苦しまなかっただろうか。 最近は少し分かってきた。 生きるってそういうことなんだって。 それでも悲しすぎて眠れない夜はある。 そんな時、わたしはいつも「とにかく今は進み続けよう」と思っている。 出会えてよかったよ。ありがとう。 [完]