やはり、日が経っても状況は変わらなかった


。それどころか、悪化するばかりであった。


クラスの中心になれることはまず無いし、中


学の頃のように誰とでも話す事は出来なくな


った。男子とも話す事は無い。


さらに、母親の行動はヒートアップ。


気にくわない事があると、すぐにキレ始め、


私に八つ当たりした。私が少しでも母の思い


通りにしないと、冷たいお茶をかけられたり


、鼻血が出るほど殴られたりしたこともあっ


た。


実の母親にされる事がこんなにも辛いなんて


知らなかった。私は、


「何でこんな事するの?実の親子でしょ!?


子供を大切に思えないなんて、母親失格。」





.....なんて言えなかった。まだ、1ヶ月前なら


言えたかもしれない。結局のところ、


「っ..................」


私は言葉を飲み込んだだけだった。