しあわせのうた

「菜珠知ってる?」

菜珠(なみ)?

あ、この前駅で会った子かな?

たぶんそーだ。

「うん!この前駅で会ったよ。あんま知らんけど」

「そうやっちゃ。わたし、菜珠の友達♪」

へぇー。そうなんだ。

あ、じゃあ…

「涼菜分かる?」

「うん、分かるよ」

「涼菜の友達やとよ♪」

涼菜(すずな)は小学生の時に友達になって、中学まで一緒だった。

この学校に入ってからしばらくして偶然会って、同じ学校に転校してたことが分かった。

涼菜とはよく偶然会ったりするし、なんか運命感じちゃうな。

「あ、そうやっちゃっ」

それから由梨ちゃんと話してたら授業が終わった。

「この後は何があると?」

この学校はそれぞれで授業が違って、大学みたいに時間が空いたりする。

15時すぎまで授業がないわたしは1度家に帰ることにした。

「1回帰って7限にまた来るよ」

「あ、ほんと?わたし今からテスト〜」

「うわ、がんばって」

「うん。あ、時間割見せて?」

「うんっ」

お互いの時間割を見ると、7.8限の授業も一緒だった。

嬉しいっ。