「子音〜朝だよ」



「んん〜…あと少しだけ…」



「本当はずっと寝かせてあげたいけど、学校はさすがに休ませてあげられないからね」



「うーん…いいよ〜いっつも蓮輝は私を甘やかすもん〜」



そう言いながらあくびをする子音。



そんな姿でさえ愛くるしい…



毎日朝起こしに来るのが俺の日課になっていた。



小さい時からの幼なじみで、毎日一緒にいるのも当たり前。


学校からの登下校ももちろん一緒。



変な虫がくっつくと危ないから俺がそばに居れば誰もくっついてこない。


学校ではもう俺達はカップル同然に見られている。