私は、装備を整えてクローバーのメンバーが全員いることを確認した。

「もう出発しても大丈夫か?」

「マスター、なぜ僕に確認をするのだ?心配は要らぬ。僕たちは、もう覚悟は出来ておる!……このクローバーに入った時からな」

レインが言う。その言葉にルナとランもうなずいた。

「行きましょう。人々を魔物から守るために!」

ランが杖を握りしめて言った。ルナも「マスター、私たちの仕事は……人々を守ることよ」と言った。

こうして私たち、クローバーの冒険の旅が始まった。