代行秘書 ときどき レンタル彼女⁉




一気に血が上って赤面する。
初めてキスした日、確かに言っちゃったけど……あれはその…勢い余ってというか……



「俺を止められなくしたの紗和だからな?」



「え…!?」



「見た目も中身も全部、俺にとって紗和は宇宙一なんだよ」



真っすぐすぎて眩しい。
そんな恥ずかしいセリフ真面目に言わないで。
体が…動かないよ……



「頼むから……俺の癒やしを取らないでくれよ…」



私の肩に頭を預けてきた。



「こうして触れるだけで…疲れなんか吹き飛ぶし、次も頑張れんだ」



そのまま首筋にキスされて体が反応してしまう。



「今の俺には紗和が必要なんだ……」



何も答えられない。
熱くてとろけてしまいそうな眼差しに心は奪われていた。
しなやかな指が頬に触れる。
頭の隅ではダメだと警告しておきながら体が言う事を聞かない……



その瞳に捕まってはいけないと百も承知なはずなのに……自ら絡めてしまう。
どんなに拒んでも、どんなに足掻いても、私はきっとこの瞳からは逃れられない。
繰り返し愛してしまうのだろう。



ネクタイに手が伸びて……私はまたサインを出すの……
ゆっくり引き寄せて踵を上げる。



そうよ……
私だって我慢してる……
でもこんな事されたら……
欲しくて欲しくて……たまらなくなる……



私から重ねる唇。
狡いよ……さっきより優しい……
よりあなたを感じて離れられなくなる……
首筋に触れて……やがて首の後ろに手は回る。