「見てるこっちが恥ずかしかったんだから〜!」



「でも副社長もすっごい照れてたよね〜!」



や、やめて……とどめを刺さないで。



「でもその後もっとキュンキュンしたよね?」



「な、なに?まだあるの!?」



副社長が私に言ってた事を聞いて自分自身も赤面した。



「ちょっと〜!あんなイケメンにあそこまで言わせるなんて紗和もやるじゃな〜い」



「ま、あれなら惚れてしまうのもわかるわ」



「ていうか両想いなんじゃないの〜?キャ〜!」



二日酔いなんて絶対しない私がこの頭痛……
シャワー浴びよ。
立ち上がると後ろから琴音ちゃんが私を抱きしめてきた。




「どうやったら、彼女の人生買う事が出来るんですかね?」と副社長を真似る。



「耳元で言うな〜!」



「わたし達も言われた〜い!!」



「シャワー浴びる!」



どうかしてる…ヤバイヤバイヤバイ……
何で何ひとつ記憶がないのよ!
休みの前の日だからってハメ外し過ぎた!
バカバカ、私のバカ…!



そして、あのプリン。



死ぬほど美味しかった………



あざっす………