「しかも、意識戻ったかと思ったら記憶喪失になってるし」


「うん、ごめん」


「そのくせ、思わせぶりな事してくるし!」


「ごめん」


「でも、良かった。戻って来てくれて良かった...!」


また、思い出してくれて良かった


「うん俺も良かった」

「お帰り!お帰り零くん!」


私はそう言うと思いっきり零くんに抱きついた