次に目を開けたのは、夜の12時近くだった。


私、寝てたんだ。


今日はよく寝てるなー

寝る子は育つっていうから、
身長伸びるかな。

なんちゃって…



誠、まだかな…

「トイレ行こ…」


そう言って、ゆっくりとトイレに向かうと…



ーーガチャ バタン

帰ってきた?

ちょうど誠が、帰ってきた。

「夢愛?まだ起きてたのか?」


そっか、誠は私が寂しくて電話したと思ってるんだ。

「うん…」

「どした?顔赤いぞ?」



誠がそう言ったその途端、
誠がグニャリと曲がり私は意識を手放した。