オニゴッコ

私は幾度かオニに狙われながらも、西エリアへとたどり着いた。

「はぁ…つっかれたぁ…」

ふと、時間を確認してみる。まだ22時。いや、もう22時というべきか?

「あと2時間長すぎるよ……」

はぁ……とため息をついていると、肩を叩かれ、私は距離を取って身構える。

「あら、ごめんなさい。何度かお声かけしたのだけれど…」

そこにはクスクスと笑う一人の人物。

「え…?あぁ……シェナ……」

シェナ。当たり前だが、死神の一人。こんな時間にいるということは、このゲームに参加しているのだろう。