俺の彼女に手出すんじゃねぇよ(番外編)

宮本への誕プレを買い終えた晴空。


「2つなんて多いわね」


カフェの中でパンケーキと

メロンジュースを頼んだ晴空。

私はキャラメルラテを頼み

晴空の荷物を見て呟いた。


「色々と感謝の気持ちを込めて

2つ買ってみたの!」


嬉しそうに話す晴空。

誕プレの数は1つだけなんて決まりは無いもんね。

そう思いながらラテを飲んでると

晴空がふと窓の方を見て驚く顔をした。


「晴空?どうしたの?」


晴空に聞くと動揺していた。


「え、いや、こ、これは…」


「何よ」


「あれって…明くん…だよね?」


罰が悪そうに言う晴空。

晴空が指した方向を見ると

……は?

なんで…?


ガラス越しに見えたのは


明と…女。


茶髪に毛先だけを巻いたロングヘアーの女。

2人は笑顔で楽しそうに歩いてる。

もしかして、浮気?

そう思ってもおかしくない。