俺の彼女に手出すんじゃねぇよ(番外編)

明とデートの約束をして

夏休みのラスト1週間を切り

ようやくデートの日。

それまでに悪い頭を使って分からない所は

晴空に聞いたりして夏休みの課題も終わらせた。


準備をして家を出て待ち合わせ場所へと向かう。

そういえば私服って…

あ、あるわ。

明の私服姿見た事無いかも

なんて思ってたけどあった。

この前の海の時と去年の冬に

皆で補習前の勉強会とか言ったあの時。

あ、花見もだ。

よくよく考えたら自分達結構出掛けてるかも。

ま、別にそれはどうでもいい事だけど。


待ち合わせ場所にはすでに明が居た。


「お待たせ」


明にそう言うと上から下へと見る明。


「変態、ジロジロ見ないで」


そう言うと明は自分が羽織っていた

上着を私に渡してきた。