明はさっきの手を繋ぐ時と変わって
普段のお喋りに戻った。
手を繋ぐ事にそんなに緊張したの?
なんて思ってたらちょっと笑えてきた。
「何?なんか面白かった?」
急に笑いだした私に驚く明。
「ううん、別に」
さっきの明を見てたら
愛おしさが増した。
バスに揺られて1時間ぐらい経った時
私の家に近い停留所でバスから降りた。
手は未だに繋いだままだけど。
停留所からは1分もしないぐらいの
距離に家があるからすぐに着いた。
「送ってくれてありがとうね」
明に微笑みながらそう言う。
「おう」
「じゃ、また学校始まったらね」
と言って帰ろうとした時
明に手を引っ張られて
明の腕の中に入った。
つまり、抱き締められたって事ね。
「はぁ…名残惜しいな…」
「え?」
私の耳元で言うと抱く力を強めた。
「なぁ、美希」
ダメ…っ
今日告白されてからずっと私の事を美希と呼ぶ明。
いつもちゃん付けで呼んでたから
呼び捨てにまだ慣れてない自分が居た。
「なに?」
胸の鼓動が速くなってるのを
抑えようと冷静に答える。
普段のお喋りに戻った。
手を繋ぐ事にそんなに緊張したの?
なんて思ってたらちょっと笑えてきた。
「何?なんか面白かった?」
急に笑いだした私に驚く明。
「ううん、別に」
さっきの明を見てたら
愛おしさが増した。
バスに揺られて1時間ぐらい経った時
私の家に近い停留所でバスから降りた。
手は未だに繋いだままだけど。
停留所からは1分もしないぐらいの
距離に家があるからすぐに着いた。
「送ってくれてありがとうね」
明に微笑みながらそう言う。
「おう」
「じゃ、また学校始まったらね」
と言って帰ろうとした時
明に手を引っ張られて
明の腕の中に入った。
つまり、抱き締められたって事ね。
「はぁ…名残惜しいな…」
「え?」
私の耳元で言うと抱く力を強めた。
「なぁ、美希」
ダメ…っ
今日告白されてからずっと私の事を美希と呼ぶ明。
いつもちゃん付けで呼んでたから
呼び捨てにまだ慣れてない自分が居た。
「なに?」
胸の鼓動が速くなってるのを
抑えようと冷静に答える。


