ぼくのことば

 『それからは、何もないかの様に過ごせたんだ。きっと、友達が守ってくれたからかな?』

 「ぼくにも、そんなともだち、できますか!」
これは、ぼくのほんとうのきもち…。

 『もちろん、息子にも、私にもそんな友達がいるんだよ。君にも出来るさ。』
 『実は、家に来た子の親父さんと私も大の仲良しなんだ。』
 『あの後、家を訪ねてきて、きちんとあやまってくれたんだ。だから友達になれたんだ。』

 『生きてるといろんな事がある。だから、みんな頑張れるんだ。けして、あきらめちゃいけないんだよ。』

 ぼくはまだ、いきるいみもしぬこともわからない…。