パステルカラーのオーラを纏った僕は、しまりのない顔を公衆の面前でさらけ出し、柳にドン引きされた

「樹、お前気持ち悪い」
「ふふふふふ。柳くん、今僕は幸せの絶頂だ。」
「はぁー、お前って本当に分かりやすいよな。どうせまた、遠野だろ？」
「さすがは柳くん、大正解。聞きたい？ね？聞きたい？」

多少嫌そうに溜め息をつきながらも、聞いてやるよ、と
学食でカツ丼を食べながら、向かい側に座る柳に満面の笑みで話始めた

凪のヤキモチ話を。

時に僕はニヤつきながら、、、。

「というわけで、今に至る」

すると、持っていた箸を僕の真ん前に突き出して、ビシッと言い放った

「お前さ、その、玉田さん？だっけ？、返事はどうしたんだよ？」