あたしとカレ

「どこの誰かも知らないから想像
して気になるんじゃないの?」

紀子は言う。



「そうだよね..」


年齢とえびぞうに似てる事しか
分かんないんだもんね


少しハニカンデ答えた。


「ひょっとして
すごいゲームオタクかもしれないし!」


紀子は笑いながらまた言う。



「えええ そうだったらイヤだな~」


コーヒーのストローをおもいっきり
かき混ぜながらあたしは答えた!



「リサ!ゲームのやりすぎじゃないの?」


心配してるのか、紀子はそう言った。