恋の花束

しばらくすると、
若い女の担任の先生が入ってきて、
自己紹介をしていた。


上手くやっていけるかな
なんて思っていると、
隣の川村君につんつんと
腕をつつかれた。


「ねえ奏那、好きな食べ物は?」


「///////」


いきなり名前で呼ばれた私は
男子慣れしていないせいで
テンパって真っ赤になってしまった。