真剣な表情で、少し間をおき尋ねる沖田に、土方は顔を歪ませた。 「……あぁ、 もしそうなれば、そうするつもりだ。」 もしかすると、この時、土方のなかには瑠璃に剣を持たせたくないという気持ちが、少なからずあったのかもしれない。