私の専属王子は金髪君


ギュッと
俺の手の中に
そのストラップを握らせてくれた
おじさんの手は微かに震えていた。



そうだよな。
おじさんだって怖いはずなのに、
俺の事励ましてくれて…。




俺が凛を信じなきゃ…。







お揃いのストラップを握りしめ、
凛を助けて下さいと
心の中で何度も何度もお願いをした。