***
それから手を繋いだまま
歩くこと数十分。
「凛!見てみ!」
玲央のはしゃぐ声に
視線を前に向けると
「すごい…。」
着いた頂上は
思っていたのとは違って
崖のような場所ではなく
平坦な広さのある場所で
周りには色とりどりの花たちが
咲き誇っていた。
「来てよかったな?」
へへッと笑った玲央に
つられるようにして
私も同じように笑みを返した。
玲央ってやっぱり不思議。
玲央といると
周りにフィルターがかかったように
見る物すべてが実際以上に
良いものに見えてしまう。
何をするにも、見るにも
玲央が隣にいることが
その事を特別に変えてくれる。
今回のしおりを作るのも
玲央と作ったから
意味のあるものになったんだ。
それから手を繋いだまま
歩くこと数十分。
「凛!見てみ!」
玲央のはしゃぐ声に
視線を前に向けると
「すごい…。」
着いた頂上は
思っていたのとは違って
崖のような場所ではなく
平坦な広さのある場所で
周りには色とりどりの花たちが
咲き誇っていた。
「来てよかったな?」
へへッと笑った玲央に
つられるようにして
私も同じように笑みを返した。
玲央ってやっぱり不思議。
玲央といると
周りにフィルターがかかったように
見る物すべてが実際以上に
良いものに見えてしまう。
何をするにも、見るにも
玲央が隣にいることが
その事を特別に変えてくれる。
今回のしおりを作るのも
玲央と作ったから
意味のあるものになったんだ。



