俺の彼女に手出すんじゃねぇよ

美希の毒舌にも動揺するというか

逆にポジティブに考える長谷川さん。

3人で教室に着くと早速明くんが話しかけてきた。


「なんか、珍しい組み合わせだな」


私と美希の間に長谷川さんがいるこの光景を見て

面白いものを見たような目で見る明くん。


「明くん蒼空くんおはよう!」


「おはよ〜」


長谷川さんに挨拶される明くんと蒼空くん。

明くんはいつも通りに挨拶をするも蒼空くんは

本に目を通したまま長谷川の挨拶には応えない。


「蒼空くーん!おーはーよー!」


「うるさい、気が散るから黙って」


「やっと反応してくれた〜!

ねね、何の本読んでるの?」


「お前に関係無い」


「えー教えてよー」


早速蒼空くんに話し掛ける長谷川さん。

2人の姿を見てまた心が苦しくなって苦しさを

紛らわすかのように急いで自分の席に座って窓から

見えるグラウンドで朝練をする野球部を見た。

あ、そういえば今日蒼空くんに挨拶し忘れちゃったな…。

するタイミングが無かったとも言えば無かったけど。

少しだけ蒼空くん達の方を見ると

長谷川さんは楽しそうに笑ってて

蒼空くんは相変わらず本に目線を向けてた。