俺の彼女に手出すんじゃねぇよ

「頑張れ!」


「おい!蒼空!もっと行けんだろ!!」


おぉ…

私より熱量が多い明くんは蒼空くんにも

届いたであろう声援を送った。

それに気づいた蒼空くんは凄いスピードで先頭を走る。

障害物競走の最後にはカードが書かれてあって

それに書かれてある事を必ずしなければ

ゴールが出来ない。

蒼空くんのはなんて書いてあるんだろ。

蒼空くんが先頭でカードを広い書かれてる文字を読む。

そうすると真っ先にサッカーボールの方へと向かい

サッカーボールを手にした瞬間名前は分からないけど

色んな技をして最後にはボールを蹴って

1着でゴールをした。


「「「きゃーーーー!」」」


蒼空くんがサッカーボールで技をしてるとこから

ゴールした後でも女の子達の歓声は収まらない。

それはそうだよ…。

だって…技をしてる時の蒼空くんは…

いつもの無愛想で毒舌の蒼空くんには

想像が付かない程

カッコよかったんだもん…。


「あ、ちょ、ちょっと

私喉乾いたから飲み物飲んでくるね!」


「1人で大丈夫?」


怪我してる私を心配してか付いて来てくれようと

していた明くんだけど

もう今は1人じゃないと

心臓のドキドキが抑えられない。


「う、うん!大丈夫!」


蒼空くんの想像もつかないあの姿を見て

今思い出すだけでも心臓はうるさくなってくる。

いつもよりも凄く、凄く。