俺の彼女に手出すんじゃねぇよ

2年1組と2組は同率1位でその場が盛り上がった。

台風の目が終わると障害物競走で

美希と蒼空くんが出る。

私の代わりに出てくれたのに2

回連続で出場するなんて

大丈夫かな…。


「晴空ちゃん!」


美希が障害物競走に出て私が1人の時に

ちょうど台風の目を終わらせてきた明くんが来た。


「明くん…蒼空くん大丈夫かな?」


私の言葉にキョトンとする明くん。

けど一瞬で状況が理解出来たの納得した表情になった。

「あー、蒼空なら大丈夫。

あいつ中学の時は俺と同じサッカー部で

高校に入ったら辞めたけど辞めた今でも

体力有り余ってるからあいつはこんな事で疲れたりしないよ」


明くんの話を聞いてホッとしたけど

怪我をしないか心配。


「蒼空くん…」


小さな声でボソッと私は彼の名前を呼んだ。


そしたら彼に届いたのか彼は私の方を

一瞬だけ見てすぐに目を逸らした。

この2人の様子を見た明くんは

何か察したのかしないけど私の横で


「あー、なるほどね」


と言って1人で納得して終わった。

私はそんな明くんの様子を知らずに

美希と蒼空くんを応援した。