俺の彼女に手出すんじゃねぇよ

この足ではお母さん達が居ない家で

1人にさせるのはまた何かあったら面倒臭いって

美希が言って数日間美希の家でお邪魔させて貰う事になった。


捻挫になった足を見る度に思い出される

保健室での出来事。

思い出す度に顔が熱くなるのが分かる。

流石にこの事は美希に恥ずかしくて話せないから

バレないように今日の夜を過ごした。



体育祭当日の朝。

ブルルルルル~ブルルルルル~

もー、朝から誰ー…

眠い瞼を擦りながら部屋で鳴り響く着信音。

電話に出るとお母さんからの電話だった。


「あ、お母さん久しぶり〜」


「久しぶりじゃないわよ!怪我したって?どこを?

何で怪我したの?怪我はどんな感じ?

ひどいの?痛い?」


出た、お母さんの心配性。

きっと美希ママがお母さんに話したんだろうと検討が付く。

「体育祭の練習してたら転けちゃって

そしたら軽い捻挫になっちゃって

今日の体育祭の競技は出られないけど

数日で治ると思うって言われたから大丈夫だよ!」


軽くなんて嘘ついちゃったけど

心配性のお母さんには嘘をつかないと

仕事に迷惑をかけたくないから。


「そう?ならいいけど…気を付けるのよ?

痛かったらすぐ誰かを頼るのよ?いいわね?」


「分かってる!」


お母さんとの電話も終わり

やっと目が覚めてリビングに向かう。