俺の彼女に手出すんじゃねぇよ

宮本くんの指示通りにベットに

私をゆっくりと座らせる明くん。


「じゃ、後は任せた」


「おう」


「晴空ちゃんお大事に!」


「ありがとう!明くん」


明くんは宮本くんに私を託して保健室を出た。


「ちょっと、痛いかも」


そう言って氷水の入った袋を

優しく腫れてある所に当てた宮本くん。


「っ…!」


氷の冷たさで腫れが反応して痛い。


「これは捻挫だな

今まで転けないように足を踏ん張ったりして

今日の転倒で捻挫が酷くなったってとこだな」


なんで…

そんな事…。

当たってる。

私は皆に迷惑かけないように転けないように

頑張ったけど、本当は今日だけじゃなく

今ままでも少しだけ痛みがあった。

でもすぐに治るかなと思って放置してたけど

今日転けたらあっという間に痛みが強くなった。


「俺らの親病院経営してるからこんなの普通に分かる。

それを知ってる先生達は保健委員である

俺に水川が居ない時でも対応出来るよう

この部屋をすぐ使えるようにスペアキーを渡されてる」


明くんと同じで色々と疑問に思っていた事を

口に出していないのに丁寧に捻挫の所を

処置しながら教えてくれる宮本くん。


「あ、ありがとう!宮本くん」


「別に感謝される事言ってねぇけど」


「ううん、怪我を処置してくれたよ」