「晴空、おはよ」


家が近くで学校に行く時は、いつも彼女と一緒に登校をする。


「おはよ!美希」


神奈崎 美希(かんなざき みき)

私の小さい頃からの幼馴染でもあり、なんでも話し合える大親友。



美希は小さい時から可愛がられていて、スタイルは抜群で身長は私より少し高い。

サラサラの黒髪ロングヘアーを横に結んで、今じゃ高校生とは思えない程の色気もある。

私服姿だと大人の女性と間違われる程の綺麗で美人。

たまにこんな美少女の親友が私で良かったのか〜。

なんて美希に言ってたら、

「あんた以外私の親友なんて絶対無理」

なんて嬉しい言葉を言ってくれる。

もう最高の親友なのだ!


美希と一緒に校舎に入り、鍵付きの下駄箱で上履きに履き替える。

2階にある2年生階へと向かい、美希と同じ1組の教室に入る。

私達の席は窓際の1番後が私の席で。
その1つ前の席が美希。


「お〜はよ!可愛子ちゃん達☆」


私達が席に着くとウインクをしながら朝からチャラさ全開の、岡西 海斗(おかにし かいと)くん。


「おはよう!岡西くん!」


「可愛子ちゃん達とかやめてキモイ、ウインクもそろそろやめてブス」


「え〜いいじゃん!ね!」


毒舌の美希とは裏腹に。
子犬のような目で美希を見つめる。