【晴空 side】
「うん、やっぱ美味いな」
さっきまで
「まずそ」
とか真顔で言ってたくせに
結局は美味しそうに食べてくれる蒼空くん。
この人の微笑んでる姿を見ると
蒼空くんの意地悪でさえ許してしまう。
「美希、俺にチョコは?」
私達のすぐ近くで私が蒼空くんにチョコを渡す様子を見た明くんが美希に自分には無いのかと問いただしていた。
あの告白以来明くんは美希の事を
"美希ちゃん"
から
"美希"
と呼ぶようになった。
「は?あるわけないでしょ」
相変わらず毒舌で冷たく言う美希。
「え〜、普通彼氏には作ってくるもんだろ〜」
ちょっと拗ねてる明くん。
「え、誰の彼氏になったの?」
「は?おまっ、それは…」
なんと、自分が彼女なのにとぼけだして明くんをからかう美希。
美希のとぼけで少し焦る明くん。
「冗談よ、はいこれ。
晴空みたいに料理とか作れないから
買ったものだけど」
真顔で冗談を言う美希は照れ隠しに
お店で買ったチョコを明くんに軽く投げつけた。
そんな美希の行動に驚くもチョコを貰えた事に
喜ぶ明くんは頬が緩んでいた。
「うん、やっぱ美味いな」
さっきまで
「まずそ」
とか真顔で言ってたくせに
結局は美味しそうに食べてくれる蒼空くん。
この人の微笑んでる姿を見ると
蒼空くんの意地悪でさえ許してしまう。
「美希、俺にチョコは?」
私達のすぐ近くで私が蒼空くんにチョコを渡す様子を見た明くんが美希に自分には無いのかと問いただしていた。
あの告白以来明くんは美希の事を
"美希ちゃん"
から
"美希"
と呼ぶようになった。
「は?あるわけないでしょ」
相変わらず毒舌で冷たく言う美希。
「え〜、普通彼氏には作ってくるもんだろ〜」
ちょっと拗ねてる明くん。
「え、誰の彼氏になったの?」
「は?おまっ、それは…」
なんと、自分が彼女なのにとぼけだして明くんをからかう美希。
美希のとぼけで少し焦る明くん。
「冗談よ、はいこれ。
晴空みたいに料理とか作れないから
買ったものだけど」
真顔で冗談を言う美希は照れ隠しに
お店で買ったチョコを明くんに軽く投げつけた。
そんな美希の行動に驚くもチョコを貰えた事に
喜ぶ明くんは頬が緩んでいた。


